小田急刺傷事件防犯カ メラに犯行に向かう男の姿

小田急刺傷事件 防犯カメラに犯行に向かう男の姿

　東京の小田急線の車内で男が包丁で乗客を襲った事件で、川崎市の自宅を出て犯行に向かう男の姿を防犯カメラが捉えていました。

　白いバッグを肩からかけ歩く男。今月６日、小田急線の車内で乗客が包丁で襲われた事件で逮捕された川崎市の職業不詳・対馬悠介容疑者（３６）の事件３０分ほど前の様子です。自宅と、最寄りの小田急線読売ランド前駅の間の防犯カメラに記録されていたもので、犯行に向かう途中とみられます。

　警視庁によりますと、対馬容疑者はバッグに包丁やハサミ、逃走のために用意したシャツやズボン、タオルを入れていたということで、犯行後はバッグを車内に置いたまま逃走しました。

　取り調べに対し対馬容疑者は「迷いがあった」と犯行直前の心境について話しているということですが、バッグに包丁を入れていたことから、「せっかく準備したのだから、このまま銃刀法違反で捕まるのはばかばかしいと思い、犯行を決心した」と供述しているということです。（12日21:09）



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